キューの握り方のポイントと探し方
手球を正確に突くためには、キューの握り方も
非常に大切なポイントです。
しかし、実際のところ、キューの握り方を
常に意識して撞いている人は少ないかもしれません。
突く人によって、身長や体重、視力、撞き方のフォームなどが異なるため、
キューの握り方はこれでなければいけないといったものがありません。
多くのプロが実践している握り方では、人差し指と中指でキューを支えるようにして、
あとの3本の指は軽く添えるだけにし、手球を突いた瞬間、全部の指を使ってキューを握る方が多いようです。
ビリヤードが上手な人の握り方を実際に見て、またビデオ等を参考にして、
自分の握り方と比較してみるのもいいですね。
また、キューを握る位置としては、
キューの重心よりもやや後方を握ると振りやすいでしょう。
その位置が、安定してキューを送り出せるポイントですが、
インパクトの瞬間にほぼ90度になるところを握りましょう。
持つ位置をづらしながらストロークしていくと”しっくり”くるポイントをみつけやすいと思います。
また、緊張してしまい、力任せにグリップを握り締めたり、
親指でキューの上側を押さえたりすると、
キューを自然に送り出せなくなってしまいますので注意しましょう。
キューの握り方は、どんな握り方でも一長一短があると言われていますので、
自分が一番握り易いと感じる方法を選択するのもいいかもしれません。