8ボールとは
ビリヤードというと、最もポピュラーなのはナインボールですが、
エイトボールという競技も人気があります。
エイトボールは、1番から15番までのボールをすべて使い、
ボールを2組に分けて対戦します。
片方の組は1番から7番までのボール(ローボール)を狙い、
もう片方の組は9番から15番までのボール(ハイボール)を狙います。
番号は気にせず、狙いやすいボールを選ぶことができます。
自分の組のボールをすべて落として初めて、8番ボールを狙えます。
注意しなければならないのは、どのポケットに落とすかということを事前にコールし、
そのコールしたポケットに8番ボールを落とさなければ勝利できないということ。
他のルールとしては、どの球にも当たらなかった場合はファールになる、
ファールがない限りはプレーを続行できるなどがあり、
これらは他のビリヤードゲームと同じですが、エイトボール独自のルールもあります。
例えば「手詰まり」というルールは、連続3回のショット後、手詰まりという判断がされれば、
すべてのボールを再ラックするというものです。
ただし、このルールが適用されるのは、ローボールとハイボール、
それに8番ボールがポケット前に残った状態の時だけです。
ちなみに、エイトボールでは、自分の組のボールをすべて落とす前に
8番ボールをポケットしてしまうと、ファールではなく、負けになっていまします。
手球が落ちてしまうとか、コールしたポケット以外に8番ボールが落ちてしまった場合も同じです。
この点は、ナインボールとは大きく異なります。