10ボールとは
10ボールは最近プロの大会で主流になりつつある競技です。
日本国内でもプロの試合は、ほとんど10ボールが採用されています。
基本的なルールや進め方は9ボールと同じですが、
コールショットが採用されています。
(同時に複数のボールはコールできません)
コールショットは、すべての的球を狙った(指定した)ポケットに
落とさなければいけません。
10ボールでは、コールした的球が落ちずに、コールしていない
他の的球が落ちた場合は常にオプションとなります。
セーフティをコールしてショットし、いずれかの的球が落ちてしまった場合には
オプションが適用されて、相手プレイヤーは撞くかパスするかを選択できるようになります。
例えば、F-IコンビなどでI番をコールした場合、
F番が落ちてもI番が落ちなければ、ノーコールインになるので
相手のオプションになります。
ラックについて
セルフラック(ブレイクする人がラックを作る)。
1番フット、10番センターに置き、2番と3番は、三角形の両サイド固定とします。
2番と3番が左右どちらになるかは自由になります。
また、ブレイクエースはありません。
ブレイクで10ボールが入った場合には、フットに戻すことになります。
10ボールのみが入った場合にはノーインとはならず、フットに戻した上で
ブレイクしたプレイヤーの続行となります。