初めてのマイキューの選び方
最初から高価なキューを選ばない方が無難です。
自分のプレースタイルやキューの好みなど
まだ把握できていない部分が大きいからです。
いきなりカスタムキューと呼ばれる高価なキューを買って、
後から「自分のフィーリングに合わない」なんて
ことにならないように注意してください。
触れるなら、実際に振ってみて選んだ方が絶対いいです。
重さや重心など自分好みのフィーリングを確かめながら
キューを選びましょう。
シャフトの太さやテーパ(だんだん太くなっていく角度のこと)に
よっても好みがあると思いますので、その点も確認してください。
また実際に撞ける場合は、球を撞いて確かめましょう。
さらに上級者に付き添いで来てもらえる場合は、
上級者の意見を聞くのも参考になります。
ハイテクハイテクシャフトとは?
ハイテクシャフトってご存知でしょうか?
大手のキューメーカーが開発したシャフトのことなんですが、
簡単に言ってしまえば「見越しが軽減される」シャフトのことです。
プレデター社の「314」やアダム社の「ACSS」
そして、MEZZの「ハイブリット」などが代表的です。
見越しとは、手球にヒネリをかける(手球の横側を撞く)ときに
発生する横跳びのことです。
例えば、手玉の右側を撞くと手球は左斜め前に進みますので、
その進み具合を調整する言葉が「見越し」になります。
見越しはどれくらい横を撞くかによって変わってきますし、
テーブルのコンディションでも微妙に変わってくると言われていて、
見越しを計算しながら的球をポケットするにはテクニックと経験が必要になってきます。
ハイテクシャフトならその経験を積まなくても、
簡単に横回転を掛けられるようになりますよ。
もちろん撞き方によって違ってきますが、基本的に
横回転の見越しを軽減させられると覚えておいていいでしょう。
普通のシャフトより高価ですが、それくらいの価値はあると思います。
まだヒネリを経験していないなら、はじめは普通のシャフトで見越しを経験してから
シャフトだけハイテクシャフトに交換するということもできます。
ただし、その場合、ハイテクシャフトに付け替えられるか
事前に確認しておきましょう。